親の体調や歩行に不安がある時は、とくに心強い味方になってくれる警備会社の高齢者見守りサービスの料金や内容はどのようになっているか調べました。

「警備会社のサービスってこんなに安いんだ・・知らなかった」というのが率直な感想です。

センサーによる安否確認サービスを提供している自治体もありますが・・駆けつけの迅速さと気兼ねなく呼べる点ではやはり警備会社の見守りが心強さの点では上。

この記事では、拠点の多さで安心感のあるセコムとアルソックで比較しています。

警備会社の高齢者見守りサービスとは

高齢者の遠隔見守りをしたい人へのサービスにもいろいろありますが、警備会社の提供している見守りサービスを一言で言うと、

「センサーでの異常感知や呼び出しにより、ガードマンが現場へ急行してくれるサービス」ということ。

付加サービスもいろいろありますが、一番のメリットは警備会社ならではのスピーディな対応です。

※費用はいずれも税別です。

それぞれのサービス内容と費用

セコムとアルソックの提供するサービスには次のようなものがあります。

セコムの外出見守り「ココセコム」900円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親
「ココセコム」の費用:
初期費用5,000円
利用料900円/月
駆けつけ対応一回一万円
※位置検索が月に10回までのプラン


サービス内容:

  • 緊急事態時にセコムへワンタッチで通報
  • 現在地の把握(位置検索
  • もしもの時はセコムが現場へ駆けつけ

付加機能:

  • ボタンを押して安否確認する「しらせてコール」(別途料金)
  • 夜道などが心配な時の「みつめてコール」(別途料金)

外出時の安否確認のシステムです。

①急に体調が悪くなったり、怪我をしてしまったりという緊急時には「ココセコム」のボタンを押すだけでセンターへ異常が通報され、家族にも通知が届く。

②現在地を知りたい時はインターネットやスマートフォンで確認することができる。
(月額900円コースは位置検索は一ヶ月に10回まで)

ココセコムはGPSと携帯電話電波の両方を使用するため、かなり精度の高い位置情報がわかるそうです。

③駆けつけが必要な時は現場への急行も依頼できる。

私はこの実物を見たことがありますが、ボタンが一つしかないので、シンプルで間違いがない仕様になっています。

「ココセコム」端末では、安否を確認したい時に家族が信号を端末に送信し、受信した人がボタンを押すことで
「大丈夫?」「大丈夫だよ」
の安否確認ができるしらせてコールの機能もあります。

※認知症などでボタンを押すことが難しい方のために、位置情報に特化したボタンのないタイプもあります。

使い回しもできて費用も手軽

初期費用5000円、利用料がひと月900円と手軽な費用で、緊急時への備えと、現在地情報が得られるというのはかなりお得なのではないでしょうか?

下記のような使い回しが可能なのも大きな魅力です。

  • 子供が外に遊びに行ってしまった時や、遠出をした時に持たせておけばもしもの時の対応や位置検索ができる
  • 夜間だけ車に入れておいて、盗難対策としても使用できる

>>セコムホームページ

通話もできる外出見守りのアルソック「まもるっく」2,000円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親「まもるっく」の費用:
初期費用 4500円
利用料 2000円/月
駆けつけ対応 6000円/回


サービス内容:

  1. 端末のボタンで緊急通報、アルソックのスタッフと通話でき、出動も要請できる
  2. 現在地が把握できる
    指定エリアから外れた時は登録先にメール連絡で通知)
  3. 事前登録した場所への出入りを管理、外出(徘徊)の見守りができる

付加サービス:

  • 登録した連絡先からの着信にハンズフリーで会話できる
  • 110番・119番・118番への緊急通報ができる
  • 捜索などの時、遠隔操作でブザーを鳴らせる

内容としては、

  • ボタン操作で緊急通報ができる。通話機能のある端末で、出動要請もできる
  • 転倒したときも自動通報される転倒センサー機能
  • 現在地が把握できるだけでなく、あらかじめ指定したエリアの出入りや外出先に言っているかどうかなどの行動管理ができる

となっています。

通話ができるので簡易携帯としても

この端末の便利なところは着信のみですが通話もできる点。

セコムの「ココセコム」にさらに便利な機能を追加したようなタイプです。

捜索時のブザー機能、バッテリー低下時のメールサービスなど役立つ機能が多く、月額費用はココセコムに比べて高いですが、差額の価値はあります。

登録したスケジュールからはずれた行動をすると登録先にメールが届く機能もあるので、行動をしっかり把握したい人に向きます。

>>アルソック

持病のある方に・セコム「マイドクタープラス」1,800円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親
「マイドクタープラス」費用:
 利用料1800円/月
 屋外駆けつけ対応一万円/回
 ※セコムのホームセキュリティに契約していることが条件


サービス内容:

  1. 体調の急変時にストラップを引けばセコムと通信、セコムと看護師と3者での通話も可能
  2. 個人の医療情報(持病や服用中の薬、かかりつけ医連絡先など)をセコムが管理、緊急時に医療機関や救急隊員に提供する
  3. 介護事業者へ必要に応じ連絡
  4. 現在地を把握できる位置検索(パソコン・携帯で月2回まで無料)

 付加機能:

  • 看護師との電話相談が24時間可能
  • 携帯電話として9件までの登録先と通話可能(通話料金は別途)
  • 災害用伝言板、緊急地震速報などの災害情報に対応

つまり、このような内容です。

①体調に異変が起こった時には端末のストラップを引くとセコムと通話ができるようになり、対応スタッフが現場へ駆けつける。

セコムスタッフと看護師との3者通話で救急搬送の必要性があると判断されたときは本人の了承のもと、救急車を要請する。
救急車到着まで対応スタッフが付き添う。

②救急搬送などの場合、対応スタッフがこれまでの状況と合わせて医療関係者に伝えるべき個人の医療情報を伝達する。

搬送先や状況をセコムスタッフが家族に連絡。

③契約している介護事業者を登録しておけば、専門的介護が必要になった時、セコムから連絡する。

④家族がパソコンや携帯電話、または電話で見守りをされている人の現在位置を知ることができる

 持病、アレルギーなどある人には安心

ストラップを引いたり、自分の病状を説明できる方で、持病やアレルギーがあるなど健康面への不安が大きい人に向きます。

「マイドクタープラス」単体では契約できず、ホームセキュリティの契約が合わせて必要になりますが、医療措置を受ける時に伝えておきたい事柄がある人の外出にはとくに安心感のあるサービスです。

気になったこととして、コドモケータイと同じ携帯電話を使用しているため、高齢者にはボタンや文字が小さすぎるかもしれません。

この点、導入前にはおもに使用する人が操作ができるかどうか確認しましょう。

>>セコムホームページ

健康管理もできるセコム「マイドクターウォッチ」900円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親
「マイドクターウォッチ」の費用:
 900円/月
 駆けつけ対応一回一万円(屋外の時。自宅駆けつけは無料
※「セコム・ホームセキュリティ」に契約していることが条件


サービス内容:

  1. 救急ボタンを押すことで、セコムに異変を通報する
  2. 意識を失ったり転倒したとき、睡眠中に異変がおきたときなど、自分では通報ができないときにマイドクターウォッチが異常を感知、セコムに通報する

付加サービス:

  • 日々の歩行量や栄養状態の管理(要スマホ操作)
  • 歩数計、カロリー計や腕時計として利用できる

つまり、このような内容です。

①自宅でも外出先でも、腕時計型の端末のボタンを押すことで異変時にセコムに通報

セコムスタッフから電話がかかってきて、救急搬送の必要性などの状況を確認。

状況により看護師とも通話・相談可能。

※端末は雨天時や入浴中の使用にも耐える防水性があるので、常時着用に対応。

転倒した時はセンサーが感知してセコムに通報。スタッフが自宅でも外出先でも緊急対処員が駆けつけ。

③睡眠中の異変(一定時間動かないなど)をセンサーが感知し、セコムに通報。

防水・腕時計タイプで24時間高齢者に密着した見守りができます。

一人暮らしの高齢者の見守りに安心感

正直なところ、付加機能の栄養や運動の管理やアドバイスはある程度スマートフォンを使いこなしている人でないとできないので、あまり必要性は感じませんでした。

マイドクタープラスと同じく、こちらにもホームセキュリティ 契約が必須で導入にハードルがあるものの、一人暮らしの高齢者の見守りはかなり安心感はあるサービスだと思いました。

>>セコムのホームページへ

徘徊対策にアルソック「みまもりパック」2,000円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親

「みまもりパック」の費用:
利用料 2000円/月
駆けつけ 3000円/月


 サービス内容:

  1. 緊急時の駆けつけサービス
  2. 外出・帰宅をメールやプッシュ通知で家族に知らせる
  3. 生活リズムをセンサーで感知、異変があれば家族に知らせる
  4. 温湿度が基準を超えると家族に通知
  5. 外部の感知センサーと連携する

身内が近くに住んでいるなど、かけつけを必要としない場合(通知のみのプラン):

利用料 500円
機器買取代金 23,000円

「みまもりパック」は感知器と「みまもりタグ」(センサー)のセットでの見守りサービス。

自宅に感知器を設置して室内での生活に異常がないかの見守りを行うとともに、高齢者が身につけた「みまもりタグ」と感知器との連携で外出したときに通知が発信されます。

自宅にいることが多い高齢者、徘徊を見守りたい人に

かけつけサービスには対応していますが、通報先は家族なので、駆けつけ対応は自動ではありません。

別売りで「みまもりタグ」に対応した靴も用意されていますが、いかにも介護靴という感じなので、履いてもらえなさそうな場合は服のポケットに隠したりなどの工夫が必要です。

自宅にいることが多い一人暮らしの高齢者や、徘徊が心配な方に向いています。

>>アルソックホームページへ

室内にはリーズナブルなアルソック「みまもりサポート」2,400円/月

警備会社 老人 見守り 離れて暮らす親
「みまもりサポート」の費用:
 工事費11,000円
利用料:2400円/月

※初期費用なしコース:2,960円/月


サービス内容:

  1. コントローラーのボタンでガードマンが自宅へ駆けつける
  2. 健康に不安があるときは「相談」ボタンで24時間健康相談が可能
  3. 持病やかかりつけ医の情報を登録し、緊急時に救急隊員へ伝達

 付加サービス:

  • ペンダント型緊急ボタン
  • 火災感知
  • ガス漏れセンサー
  • ライフリズム見守り
  • 見守り情報配信

みまもりサポートは初期費用ゼロで月額3,000円を切っている、かなりリーズナブルなホームセキュリティです。

高齢者むけとして健康相談ボタンや、コントローラーから離れていても緊急通報ができるペンダントボタン(オプション)などの配慮があります。

火災やガス漏れ、一定期間に人の動きがないときに通報してくれるオプションを付け加えることもできます。

防犯対策としても

医療情報が登録できるので、持病やアレルギーがあるなど、治療の際に伝えたいことを伝達できます。

セコムの「マイドクタープラス」の自宅版といったところでしょうか。

また、「みまもりサポート」は緊急ボタンを押すと即かけつけるシステムなので、防犯も高めたい高齢者世帯の見守りにも良いですが、徘徊対策や外出先の見守りの機能はありません。

外出先や徘徊にも見守りが必要な場合は「みまもりパック」または「まもるっく」などとの併用が必要です。

みまもりサポートについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

見守りサービスを親の性格や状況で選ぶ

通報と位置情報の機能だけ欲しいのであれば「ココセコム」がもっとも導入が簡単で低コストになります。

「ココセコム」に通話機能がプラスされたタイプを選ぶなら、「まもるっく」

持病があったり徘徊が心配される時は「マイドクタープラス」や「みまもりパック」のような、さらなる機能のある外出時見守りが必要でしょう。

室内での異変の見守りも欲しい場合は「ホームセキュリティ」「見守りサポート」のような自宅警備を基本とした総合サービスが安心です。

※総合サービスに関してはセコム・アルソックともに警備会社に合鍵を預けるので、緊急時の駆けつけには家の中に入っての状況確認ができます。

見守りタイプを選ぶ時は、公式サイトから取り寄せた資料をよく見て、親の生活パターンや老化度などから選びましょう。

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