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医療機関での同意書の種類と内容・サインする時に気をつけること

ここでは、入院中の同意書には何があるか、サインするとき注意すること、同意書の法的な力についてまとめています。

基本的にはサインは患者本人が行いますが、家族に求められることもあります。

ポイント
  • 同意書には、医療処置に関するものと有料の付加サービスについてのものがある
  • 同意書にサインするときは面倒でも内容を隅々まで見る
  • 同意書の実際の法的効力

同意書にサインするのはどんな時?

同意書は医療措置と有料サービスに関する書類です。

医療機関で同意書にサインを求められるのは、次のようなときです。

同意書にサインを求められるとき
  • 手術を受ける
  • 麻酔を使用する
  • 輸血を受ける
  • 体に負担のかかる検査を受ける
  • 人工透析を受ける
  • 人工呼吸器をつける
  • 人工呼吸器をつける
  • カテーテルを留置する
  • やむをえず、身体抑制(身体拘束)をする
  • 病院のレンタルパジャマ・タオルを利用する
  • 差額ベッド(※)を利用する



※差額ベッド代…大部屋よりプライバシーや快適性の高い病室の使用には保険がきかないため、別料金を請求されます。

差額ベッド代には納得してからサイン

差額ベッド代は個室などに入院した時にかかる費用で、保険がききません。

しかし、次の3点のどれかにあてはまるときは、病院側は患者に差額ベッド代を請求できないことになっています。

差額ベッド代支払い義務がないとき
  • 同意書に同意していない
  • 同意書に質料の記載がない、サインがない、など
  • 患者の治療上、必要なとき
  • 病状が重篤で安静が必要、免疫低下で感染のおそれがある、など
  • 病棟管理の必要から利用したときで、患者の意思からでない
  • 院内感染防止のため、他の病室が満室なため個室になった、など

    抜粋:厚生労働省 2018.3.5付通知

差額ベッドの病室を希望していないときは、差額ベッドを使うべき理由や料金などを病院側によく確認し、納得してからサインするようにしましょう。

同意書にサインするときは効果やリスクも見る

どの同意書にサインをするときでもすみずみまで目を通し、以下のようなことのメリットとデメリット、必要性とリスクを確認しましょう。

同意書の確認ポイント
  • 検査、治療の方法
  • 手術の目的とその方法
  • 手術で期待できる効果
  • 術後の注意点
  • 治療・麻酔のリスク
  • 輸血の有無
  • 合併症について

現在の医療の現場では、インフォームドコンセント(じゅうぶんに理解したうえでの合意)は常識となっています。

少しでも疑問や不明な点があれば遠慮せずに質問することが大切です。

サインするか、その場で決められないかも…。 

迷ったときは「家族と相談してから」「考えてから」と言って保留してもらっても良いでしょう。 

同意書の法的な力については弁護士サイトで

同意書に「事故があっても訴えません」て書いてあるけど…実際どうなの?

同意書の効力については、インターネット上で多くの弁護士が回答しています。参考にしましょう。

<参考>
弁護士ドットコム「医療同意書」の法律相談
弁護士ドットコム「手術同意書」の法律相談
ライブドアニュース「手術前の『事故があっても訴えません』同意書に従う必要は」