実家に蓄積された、おびただしい”もの”の数々を処分していくことが、実家片付けの一番の目的。

ものの置き場所を変えるだけで散らかりが解決できることは少ないので、思い切って多くのものを処分する必要がある家がほとんどです。

ただし、家一軒を片付けるということは想像を絶する大仕事。

ちかこ

時間・コスト・手間を総合してみても、本当は業者に依頼するのが一番です・・が、

ちかこ

「自分でやりたい」という方も多くいらっしゃいますね。そういった方のために、ここでは、ものの種類に応じた処分方法についてまとめています。

家具・家電を処分する

家具を処分する

片付けたい

家具は大きいから処分が大変だよね。

ちかこ

家具と家電は比較的新しいものだったり、人気のあるものであれば売ることもできます。

しかし、そんな時間や手間も惜しい、どんどん捨てて作業を進めたいという場合や、もうとても使うことはできない品物ということもありますね。

ちかこ

家具の場合は自分で処分場まで運ぶことができれば、処分料(数百円ぐらいであることが多い)のみで引き取ってもらえるのでもっとも安く処分することができます。

回収の場合は自治体にもよりますが、だいたい同じ手順です。

まず、指定の施設で専用のステッカーを購入
電話またはウェブサイトで自治体に引き取りを依頼
指定された場所にステッカーを貼った家具を置いておく
引き取り業者が来る

という流れになります。

家電を処分する

片付けたい

家電は、よくトラックで回っている無料回収サービスに引き取ってもらったらいいんじゃない?

ちかこ

それはおすすめできません・・・。

ちかこ

家電品、とくに「エアコン、テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)」の家電4品目は家電リサイクル法によって、処分のしかたが決められています。

これは、悪徳業者による不法投棄を防ぐための法です。

また、それ以外の家電品については自治体に相談しましょう。

経産省が提供しているこちらの動画でわかりやすく説明しています↓

パソコンを処分する

平成15年10月以降に販売された家庭用のパソコンにはPCリサイクルマークが貼られています。

実家の片付け,不用品,処分方法

このシールの貼られているパソコンは販売メーカーが責任を持ってデータ消去と処分を無料で行うことになっています。

マークのないものもメーカーで処分してくれますが、これは有料になります。
(貼ってあるものは購入時にあらかじめ処分料を払ってある仕組みです)

どちらにせよ、パソコンを処分するときは販売メーカーに問い合わせてみましょう。

食器

片付けたい

皿とかグラスの買取もあるの?

ちかこ

こちらも、ものによっては買い取ってもらうことも可能ですが、ブランド食器やアンティークとして価値のあるものでない限りはあまり高値買取は期待できないでしょう。

食器をごみとして処分する場合のルールは自治体によって異なりますが、陶器、プラスチック、ガラスは普通のゴミとして扱われるケースが多いようです。

ちかこ

ただし、30cmを超えるような大皿は粗大ゴミになることが多く(地域のごみルールによる)、割って出すなどの一手間がかかります。

また、危ないからと紙で包んで出したりすると中身が確認できないので回収されずに置き去りにされることもあります。

一方、紙に包んで捨てるなら「ワレモノ」とメモを貼ればいい自治体も。

また、食器は回収が月に一回だけの自治体もあります。

食品、洗剤など

片付けたい

買い置きの食品とか洗剤とかがすごい量なんだけど・・。

ちかこ

一生かかっても使い切れないような量の洗剤や、とっくに賞味期限のきれた食品なども、高齢者はため込みがちですね。醤油やみりん、液体洗剤などは新聞紙に染み込ませて燃えるゴミに出します。

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こうしたものは、流しに流すと下水管のつまりや処分場の浄化槽への悪影響の原因になります。

油は専用の凝固剤を使うか新聞紙などに吸わせてゴミとして出しましょう。

食べ物も、新聞紙などに包んで捨てるのが良いでしょう。

カーテン、じゅうたん

片付けたい

じゅうたんてどうやって捨てるんだろう?

ちかこ

カーテンや柔らかいラグなどは通常のゴミで出せる場合もありますが、こちらも念のため自治体に確認しましょう。

ただし、カーテンレール、アコーディオンカーテン、ブラインド、硬いじゅうたんは粗大ゴミとして扱われることが多いようです。

粗大ゴミ費用を浮かせたい場合はこれらでも普通ゴミのサイズになるように切り刻めば普通ゴミとして出すことができますが、なかなか大変な作業ですのでスケジュールや人手に余裕がある場合にするのがいいでしょう。

布団

片付けたい

昔のなごりで、布団もすごい数なんだよね。

ちかこ

田舎の家には、客用として何十組も布団がある家も。

布団も粗大ゴミとして出すことができますが、一組あたりいくらという処分料のため、数が多いと費用がかさみます。

かけ布団だけなら古布として出せる場合もあるので自治体に確認してみましょう。

わたが入っているものなので頑張ってカットするのも厳しいですね。

状態の悪いものでなければクリーニングに出して、これからの生活で使うことも考えてみましょう。

毛布やタオルケットなどは引越しの時に家具を包んだりするのに使える場合もあります。

自動車・バイク

片付けたい

自動車はともかく、バイクにもやっぱり処分に手続きが必要?

ちかこ

必要です。それに、これらは資産としての側面もあるため、相続分割が終わったあとになります。

相続がうまくいかないと何年も処分ができなくなり、その間税金を払い続けなくてはならない、なんてこともあります。

自転車(注意!)

片付けたい

もしかして、自転車も手続きが必要?

ちかこ

いいえ、自転車は業者引き取り、粗大ゴミ処分ともに可能です。

ただし、自転車の処分には注意すべき点が。

防犯登録をしてある自転車が業者に渡る場合は、手放す前に防犯登録の解除を行いましょう。

粗大ゴミとして処分した場合にはないことですが、業者やリサイクルショップに引き取りをお願いした後、転売されることがあります。

この自転車に乗った誰かが警官から職務質問を受けたりすると、警察はこの自転車が盗難品でないかどうかを確認するので、警察から連絡が入ることも。

ちかこ

ちゃんと購入した自転車ならまだいいですが、もし、『おじいちゃんが道端で見つけてきちゃった自転車』などだったりすると大変です。

*自転車の防犯登録解除は、自転車を買った店、大きな自転車屋さん、または警察で行うことができます。

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農耕機

片付けたい

農耕機は買取があるんだよね?

ちかこ

農耕機は都会の人たちにはピンとこないものですが、高価なものなので、買取ってもらうのがおすすめ。

ゴミとしては粗大ゴミとしても受け付けてもらえない農耕機は、まず買取りが可能かどうかを調べ、できないようなら産業廃棄物か不用品として引き取り業者に依頼することになります。

書籍

本も処分に頭を悩ませるものの一つ。

片付けたい

図書館とか学校に持っていけばいいんじゃない?

ちかこ

価値のあるものでしたら寄付するという手もあります。ただし、どんな本でも引き取ってくれるわけではないので、いきなり持ち込んだりはせずに事前に問い合わせてみてください。

リサイクルごみに出すことはもちろん可能ですが、とにかく重たい本は、箱に詰めておくだけで玄関まで引き取りに来てくれる宅配買取がおすすめです。

写真

ちかこ

普通のゴミとして出せます(気持ちとしては出しにくいですが)。

とっておきたいけれど場所が・・・という場合には

  • 自分でスキャンしてデータとして残す
  • スキャン代行業者に依頼する

などで、場所をとらずにデータで残しておくこともできます。

処分しにくいもの(仏壇、神棚、農薬)

仏壇、神棚など

片付けたい

仏壇、神棚、人形、お守り、お札・・など、想いのこもっているものは捨てにくいな。

ちかこ

仏壇や神棚はお寺や神社と相談するなどして、最後まで礼を尽くしたいものです。お世話になった人形、お守り、お札も神社などで引き取ってくれる場合があります。

農薬

片付けたい

畑をやっていたから、農薬がたくさん余ってて・・これはどうすればいいんだろ?

ちかこ

使用しなかった農薬は、通常ゴミとしての処分は絶対にしてはいけません。自治体やJA、または農薬のメーカーで回収してくれる場合がありますので、まずそちらに問い合わせてみましょう。

そのどちらでも処分ができない場合は、産廃業者に依頼しましょう。

詳しくは農薬工業会のHPに記載されています。

植木鉢

趣味でたくさん集めた植木鉢も捨てにくいものの一つです。

木は普通ゴミとして処分できますが、鉢は素材によって分別します。

土は自治体によって違うので確認が必要です。

土地を持っている人の許可があればそこに土を捨てさせてもらうこともできますが、許可されていない場所に土を捨てると不法投棄の対象になるのでやめましょう。

日本刀・サバイバルナイフ・モデルガン

故人の趣味の品が出てきて驚くこともあるでしょう。

ちかこ

これらの品は、所持に許可が必要だったり、携帯すると違法になることも。

面倒を恐れてこっそり廃棄せず、警察に相談しましょう。

注射器・注射針

ちかこ

家庭で自己注射を行っていた場合の注射器や注射針は、危険のないように廃棄すれば通常ごみとしての廃棄は違法になりません。

ただ、かかりつけの病院に相談してそちらで処分してもらったほうが安全かつ無難でしょう。

灯油

近くのガソリンスタンドで廃油処理ができるか聞いてみましょう。

タンクのまま残っている灯油はもちろん、ボイラーがある家はボイラーの中に残っている灯油もお忘れなく。

「やはり大変すぎる・・」と思ったら

 

ちかこ

自分でやれば何ヶ月もかかるような処分作業が、不用品引取りサービスを利用すればわずか数時間で終了します。

気になる仏壇・神棚もきちんとお焚き上げしてくれるので安心できます。

大事なものだけ抜き取って、あとはこうしたサービスにお任せするというのはとても楽。

品目ごとに手配や袋詰めして処分する時間や労力を考えると、一括引き取りはもっとも合理的な選択といえます。

実家の片付け,不用品,処分方法

ただし、不用品引取り業者はトラブルも多く、どこに依頼してもいいというわけではありません。

業者の所在地までの距離や作業の方法で料金は大きく変わってきます。

業者選定には一括比較サイトを利用して2、3社の候補の中から選ぶのがベスト。

不用品お片付け見積もり.comは全国の不用品引取り業者をカバーしています。

こうした作業は複数に見積もりを取ってもらって比べてみるのが常識なので、見積もりをとるだけでもOK。

「思っていたより安かった」ということもあります。

>>お片付け業者を一括比較!不用品お片付け見積もり.com

適切な不用品の処分で実家の片付けを成功させて、ぜひとも心のつっかえを取り除いてくださいね。