親の家や実家を片付ける時、親がものの処分に同意してくれないことがあります。

そんなときに、言ってはいけない言葉と、傷つけたり怒らせたりせずに説得する言葉についてまとめてみます。

あまりの親の物への執着ぶりについキツい言葉を言ってしまい、自己嫌悪に陥ることのないように、読んでみてください。

使ってはいけない言葉

「捨てる」

「捨てる」という言葉には、「もったいない」世代の親は拒否反応を示します

代わりに、「整理しよう」「すっきりさせよう」というポジティブな言葉に置き換えましょう。

親の価値観や想いを尊重しない言葉

「そんなもの」
「もう使う日などこない」
「ゴミでしょ」
「何の価値もない」
「もういらないよね」
「古臭い」
「汚い」

これらは、親が大事にしているものを否定する言葉。
親は、自分自身が否定されたと思ってしまうこともあります。

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親を否定する言葉

「だらしがない」
「みっともない」
「いい加減にして」
「恥ずかしくないのか」
「嫌だなあもう」
「何言ってるの」
「全然違うでしょう」
「こうなるってわからなかったの」
「なんでこんなに買ったの」
「いずれどうにかなる、って?ならないわよ」

親はいつまでも親で、子より上だと思っていたいものです。
親の尊厳を傷つけないように接しましょう。

その他

「誰が片付けると思っているんだ」
「大変になるのは私なのよ」
「うちに呼んであげるんだからね」
「これを残して逝かないでよね」

大人になった子供から、「迷惑をかけるな」と言われることに、年老いた親は非常に傷つきます。

これらの言葉は絶対に口にしないようにしましょう。

財産について尋ねる

実家の片付けをするとき、重要書類や貴重品をまず探し出しておくことから始めます。

このとき、いきなり
「通帳は?」
「もっとないの?」
とどんどんありかを聞いていくと、怒らせてしまうこともあるので、最初に貴重なものをまとめておくことの必要性を納得してもらえるように説明しましょう。

代わりにこの言葉

親を気にかけているからと伝える

「地震がきたら危なくて心配だよ」
「カビが生えたりしないように風通しよくしようね」
「お母さんが家事しやすいようにしようよ」
「お母さんの具合が悪くなったときのために、保険証や通帳なんかの場所を教えて」

誰かの役に立つと言う

「××に寄付して、他に人に使ってもらおうね」
「●●にあげれば喜ばれるよ」
「これ、お嫁にだそうか」

「お母さん、これは私が家で使っていいかしら」
孫から「おばあちゃん、これもらっていい?」

他者の意見だと言う

「リフォーム業者さんが、片付けてくれって言ってるから」

今後の楽しいことを連想させる

「昔のことはもういいじゃない。これから楽しく過ごすことを考えようよ」
「ここを片付けて窓が開くようにしたら涼しいね(明るいね)」

「やってあげているんだから」は禁物

ものの処分を嫌がる親の家を片付けるのはとても大変ですが、カッとなってきついことを言うと親は傷ついてしまいます。

あなた自身もそのことを後悔することのないよう、親のものを処分するときはそのことを納得してもらうよう根気良く付き合いましょう。

「やってあげているんだから」という態度で接すると親は意固地になってしまうので、「一緒にやろう」という気持ちでいることも大事です。

また、どうしても親の理解が得られない時は、転倒防止や地震時の危険回避程度の片付けに止めておきましょう。

無理にことを運ぶことは、私たちの思う以上に親の心を傷つけることがあります。

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