実家に帰った時や電話での会話の中で親の健康について知っておきましょう。

実家に住んでいた時はずっと一緒に過ごしていた親ですが、親について、子である私たちには意外と知らないことがあります。

離れて住む親であればなおさら、その健康状態について知っておきたいものですが、心配させまいという気遣いから少々の不調や持病については黙っていることも

親は私たちの様子をじっと見つめて育ててきてくれましたが、子のほうは自分のことで精一杯に前を向いて生きてきました。

子が親のことをあまり知らないのは当然といえば当然かもしれませんが、今後は積極的に知る努力をしましょう。

病歴を記録する

「お母さんは、いままでどんな病気をしたの?」

それとなく、親の病歴について聞いてみましょう。

病気をした大体の年齢、手術や入院の有無について聞き、病歴を書き留めておきます

また、いま持病があればそれも把握しておきましょう。

これらの記録は今後医師にかかった時、聞かれる可能性のある内容です。

正確な病歴の記録は正しい診断と治療に役立ちます

親の健康について知る

祖父母たちの死因など聞く

あなたにとっての祖父母、曽祖父母の持病や死因などがわかれば聞いてみます。

病気によっては遺伝性のものがあるので、親だけでなくあなたにとっても気をつけるべき点が見えてくるかもしれません。

親の血圧と歯の状態を把握する

親の血圧の数値を把握しましょう。

病院で測る血圧は、緊張していたり、直前まで歩いていたりして測ったことで正確でないことがあります。

一番いいのは、一定期間の数値を自動で記録してくれる血圧計を購入して、毎日決まった時間に測ってもらうことです。

毎日測ることで、病気の早期発見にもつながります。

親の健康について知る

血圧と並んで歯も重要です。

まだまだ知られていないことですが、歯や歯茎のトラブルは全身に悪影響を及ぼします

定期的に歯科検診を受けているか、虫歯はあるか、治療をしているかなどを聞いてみましょう。

歯科通院に積極的でない親でしたら、あなたが帰省した時に歯科に連れて行ってあげましょう。

親のかかりつけ医について知る

親がいつもお世話になっている医師がいれば、私たちもそのことを把握しておきましょう。

カルテは五年間保存されるので、たとえば近くの医院に通っているのであれば、ここ何年かの病歴はそちらに記録があります。

可能であればあなたも一度は一緒に診療に付き添い、

「親が一人暮らしであること」

「あなたは離れているが時々様子を見に来ている」

のように親の生活の様子を医師に説明し、知ってもらうと良いでしょう。

患者の家族構成についてまでは医師のほうでは把握していないことがあります。

誰と暮らしているのか、どんな所に住んでいるかを知ってもらうことで今後の診療方針が変わってくることもあります。

かかりつけ医は、大きな病院の医師よりも近所の開業医のほうが、今後も何かと相談しやすく頼れる存在になってくれるかもしれません。

親の常用している薬について知る

親がふだん飲んでいる薬があれば、ぜひあなたも知っておいてください。

救急搬送されたときに付き添いの人が聞かれることの一つが、

「普段飲んでいる薬はありますか?」

ということ。

これは、病気の解明の手がかりになります。

親には、薬局でもらうお薬手帳をきちんと毎回持参して記録してもらうようにしましょう。

あなたは、お薬手帳と薬のある場所を親に聞いておいてください

親の健康について知る

また、処方されている薬の種類と量だけでなく、処方された量に対してどのくらい実際に飲んで、どのくらい余っているのかもチェックしてみてください。

薬をもらっているだけでなく、どれだけきちんと飲んでいるかを把握することも大切です。

親の運動量について知る

あなたが実家に帰った時は、何かともてなしてくれる親。

あなたの好物を作り、きれいなシーツを整えてくれていて、座る暇もなく動き回る様子は昔と変わらず・・・。

でも、親だけの暮らしになったときも同じとは限りません。

必要最低限の家事が終わったらあとはずっとテレビの前・・という毎日かもしれません。

足腰が衰弱しないためにはとにかく歩くしかありません。

「毎日どのぐらい歩いてる?」

と聞いてみるだけでなく、万歩計を使ってもらうなどして、毎日少しでも歩いてもらう工夫をしましょう。

親の健康について知る

親の生活習慣について知る

親がどれだけ体を動かしているかも含め、親の生活習慣についても聞いてみましょう。

喫煙や飲酒の習慣は、あなたと暮らしていた頃とは違うかもしれません。

よくない習慣はできればやめて欲しいですが、それが楽しみになっている場合は無理には止められないですね。

その代わり、喫煙なら肺の検査、飲酒なら肝臓の検査というように、心配な部分の検査は定期的に受けてみるようすすめてみてはどうでしょうか。

親の健康について知る

親のことを知るとっかかりになる

「親のからだのことを知る」「今までの病気について知る」ということの一番の目的は今後のことに備えることです。

ただ、その他にも「今まで知らなかった親の人生について知る」ことができるという機会でもあります。

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思い出話も交えながら、親の健康について聞く、知ることができたらいいですね。