実家や親の家の片付け、いつも気になってはいるものの、なかなか腰が上がらなくて・・・という方は多いです。

私たち、息子や娘だけがやる気になったところで親がその気にならないと難しいもの。

それぞれに適したタイミングで、勢いをつけて片付けに取り組みましょう。

物が床に置かれるようになった時

ものを元あった場所に戻せなくなってきて、物が床に置かれ始めたら、片付けを提案してみましょう。

そこから散らかりのスピードはさらに加速していくからです。

「転倒の危険性を考えると心配だから、片付けようか」
「通路のものを片付けて、風通しよくしたいね」
「ねずみがゴキブリの餌にならないように、処分しよう」

というアプローチなら納得してくれるかもしれません。

棚から出したものを一時置く場所もないほど散らかる前に、不用品を整理したり、家具の配置を改善して動線を確保する、などしておけば、子供のあなたも先ざき楽です。

親のどちらかが亡くなった時

両親のどちらかが亡くなったとき、その後も同居していく身内がなく、残された一人で暮らしていくことになった時も片付けのチャンスです。

「一人で暮らしやすい配置にして、すっきりさせようよ」

と、今後の生活を見越しての提案がいいでしょう。

そのとき、

「ガーデニングで育てた花を縁側から眺められるように」
「大きなテレビをゆったりと見られるように」
「お風呂を買い換えて、手足を伸ばして入れるように」

お母さんが(お父さんが)これからどのように暮らしていきたいかを聞き、希望にそうようにしてあげられるといいですね

親がリフォームを望んだとき

「スロープや手すりをつけたい」
「新しいキッチンで料理をしたい」
「和室を床張りにして椅子の暮らしをしたい」

親がまだ元気で、快適な余生を過ごすためにリフォームを希望したときも、親が片付けを受け入れるチャンスです。

親が引越しを望んだ時

「残された親が都会のマンションに転居する」
「親だけでの生活が難しくなったので、グループホームに入居することになった」
「残された親が子の家族と同居することになった」

親が今まで住んでいた家から別の家に移るときは、チャンスというより、片付けるべきタイミングです。

家を貸したり売ったりする予定があれば必死に片付けますが、そうでないときは死蔵品置き場に化してしまうことがよくあります。

「次の家で使わないものを処分しなくても、ここに置いていけばいい」という場合でも、なるべくものを減らして整理していきましょう。

遅くとも70代のうちに

日本人の平均寿命がどんどん伸びており、男女ともに80代になっています。

ただしこれはあくまで寿命であって、人の手を借りずに自立した生活を送れるとされる健康寿命は70代。

この二つの差、つまり自立ができなくなってから亡くなるまでには10年あるのです。

遅くとも、自立した生活を送ることができている70代のうちに親の家を片付けておきたいものです。

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