40歳になると自動的に介護保険に加入になり、健康保険料に加えて介護保険料が給与から引かれるようになります。

これは

「将来に備えて今から払っておく」

「現在の介護保険制度をみんなで支える」

という意味はもちろんですが、場合によっては40代でも利用できることを知っている人は少ないようです。

40代・50代・65才未満でも介護保険が使えるのはどんな時?

40才から64才までの公的医療保険に加入している人は、次にあげる16の特定疾病に該当し、介護認定が受けられれば、介護保険のサービスを利用することができます。

  • 末期ガン
  • 関節リウマチ
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • 後縦靭帯骨化症
  • 骨折を伴う骨粗しょう症
  • 初老期認知症
  • パーキンソン病関連疾患
  • 脊髄小脳変性症
  • 脊柱管狭窄症
  • 早老症
  • 他系統萎縮症
  • 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症
  • 脳血管疾患
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 両側のひざ関節または股関節に顕著な変形をともなう変形性関節症

若いうちはあまり縁のない病気ばかりのような気がしますが、意外とそうでもないようです。

40代,50代,60代,介護保険

芸能人もかかった「もやもや病」も介護保険の特定疾病?

例えば、

歌手の徳永英明さんは「もやもや病」の手術を二回受けているそうです。

「もやもや病」は脳の毛細血管の病気。

徳永さんが介護保険を利用したのかはわかりませんが、これも13番にあげた脳血管疾患に含まれるそうです。

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私が以前勤めていた会社の先輩は、旦那さんが定年してすぐ、60歳でパーキンソン病を発症、つづいて認知症を発症しました。

その奥さんである先輩は家中に手すりをつけたり、浴室をリフォームしたり、旦那さんの世話は鍵を預けたヘルパーさんをフル活用していました。

それをそばで見ていた当時のわたしは

「費用が大変だな・・いったいどれだけかかるのだろう」

と思っていましたが、今思うと介護保険を利用していたのかもしれません。

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こうした制度、かかった病院で案内をしてくれるのだろう・・とは思いますが、とにかく自分から申請しないと利用はできないので、ぜひ知っておきたいですね。

介護保険料を収めている以上、介護保険をうけるのは当然の権利です。

「うちの親は介護保険を受けられる?」「私の場合は?」と思ったら、まずは役所で相談してみましょう。

介護保険は情報を多く集めた人ほど恩恵を受けるものです。