「マイペースで進めて、自分だけの判断で処分できる。片付けは一人で十分だし、できるから」と一人で背負い込む方が多い実家の片付け

実家の片付けは自分の家の断捨離とは規模も意義も違い、非常に消耗する作業ですから、できればきょうだいの誰かと共同でやることをお勧めします。

判断を共有できる

実家の片付けが自分の家の片付けと大きく違うのは、その処分品の多さだけではなく、そこが「親の家」だから。

親が大事にしていたと知っているものを処分するのは、仕方がないとわかっていても心が痛むもので、それが家中となると知らず知らずのうちにあなたの心にストレスがたまります。

きょうだいと一緒なら、そんな気持ちを分かち合ってもらえます。

実家の片付け,一人で

また、

たいして大切ではないと思い、処分してしまってものについて、

「あれ、捨てちゃったの?どうして〜!!」

のようにきょうだいから責められることがあります。

「残しておいてって言われてあるもの以外は捨てるよ」

と言ってあったはずなのに・・・!

 

同じ親から生まれたきょうだいでも、たどった人生や、男女の性別の違いでも価値観はそれぞれ。

「捨てたの?大事なものだと、言わなくてもわかると思ってたのに」

と言われることもあります。

 

誰が何にどんな思いを抱いているかは聞いてみなければわかりません。

あとで文句をいわれないためにも、一緒に処分の判断をしながら片付けるのが一番です。

どうしてもそれがかなわない場合は、
「協力できないなら、後で文句は言いっこなし、ね」
ということを了承してもらいましょう。

身内との折り合いが良好でなかったり、後で何か言ってきそうなタイプの人とは
「いっさい任せる」
という内容をメールか何かで残しておきましょう。

「私ばかりが大変な思いをしている」

「私が一人でやるからいい!」

と決心して始めた片付けでも、その大変さが身にしみてくるにつれて

「みんな私に押し付けて・・!」

と腹立たしい気持ちが湧いてくるのは当然です。

費用分担をしてくれていても、実際に汗水たらして作業していると割り切れない思いがすることだってあります。

実家の片付けは挫折しやすい

忙しい合間を縫って遠方から通う方もいる実家の片付けは、本当に大変です。

退去期限などが特にない場合は、途中で挫折してしまう方も多いです。

「今週は私がいくから来週はあなたが行ってくれないか」

など、作業を止めないで休むには、共同作業者の存在があるといいでしょう。

 実家の片付け,一人で

きょうだいがいないときは

あなたにきょうだいがいない場合や何らかの事情できょうだいの協力を得られないときは、配偶者や娘、息子たちの手を借りましょう。

実家の片付けを通して、

「夫を頼もしく思え、感謝の気持ちが湧いた」
「子供達もよく手伝ってくれて、成長を感じられた」
「祖父母の思い出を語りながら作業するのは、普段持てない貴重な時間だった」

と家族の良い時間が持てたという方もいます。

 

実家の片付けはいまや誰にとっても他人事ではありません。

友人が同じような状況になったときはぜひ手伝ってあげたいと思うなら、きっとその友人も同じように思ってくれているでしょう。

おいしい昼食やおやつを楽しみに作業したら、きっとよい思い出になりますよ。

 実家の片付け,一人で

実家の片付けは業者を利用する

実家の片付けは自分たちでやったほうが、親にとっても自分にとっても、もっとも納得のいく形なのかもしれません。

それでも「こんなこと、誰にも頼めない」。

そういうこともあるでしょう。

 

そんなときはひとつひとつの処分費用、通う交通費、手間などなどを考えると業者の手を借りることも選択肢のひとつとして考えてみましょう。

家一軒の片付けはまさに一大事業。

でも頑張りすぎてその後の生活に支障を来たしては困りますから、ここは

「時間と、これからの人生に向けての余力を買うのだ」

と割り切って、頼るところは業者を頼って短期間で終わらせればネガティブな気持ちも疲労感もかなり軽減されるでしょう。

費用が心配ですが、先に予算を告げてからできるところまでやってもらうという方法もあります。