親の家や実家を片付けようと思い立ったとき、まず最初にすべきことは実家に住む親と身内に連絡をすることです。

まずは親に片付けを納得してもらう

家を売却する、転居するなどの予定がある場合は必要がないかもしれませんが、文字通り「片付け」を行うにあたってはまずその家に住む親の了解を取りましょう。

その際、「汚いから」「だらしがないから」「みっともない」などとネガティブな言葉は使わないように。

意固地になって話がややこしくなってしまいます。

「住みやすく」「清潔に」「快適に」など前向きな目的のためであること、無理にはことを進めないということを話し、十分に納得してもらうことが大切です。

実家の片付け まず

親が施設に入居しているなどで、もうその家には住んでいない場合でも、無断で片付けを行ってはいけません。

誰しも「いずれはまた家に帰れる」と思って施設に入居しています。

「家はもうあらかた片付いたよ」などと言われたら、大きなショックを受けるかもしれません。

兄弟姉妹、親戚に連絡をする

「勝手にやった」とトラブルにならないために

きれいにするのだから断る必要はないでしょ、と身内に告げずどんどん片付けを行ってしまうと、思わぬトラブルを招くことがあります。

身内には必ず事前に連絡をしましょう。

あの人は絶対に手伝ってくれないだろうな、という人も含めて、です。

独断で片付けをすると、処分したものにたいして
「あれが欲しかったのに」
「あれは価値のあるものだったのに」
「もったいない」
などと、あとから反感を買ってしまうことがあります。

 

実家の片付け まず

もっとひどい場合は

「勝手なことをした」
「お母さんがかわいそう」
「あれがない。あなたが持ち去ったのでは?」

などど、関係が悪化してしまうこともありますので、身内にあらかじめ連絡をしておくことは絶対に必要です。

また、自分は手伝えないことへの後ろめたさや実家への愛着が残っていることなどから

「まだいいんじゃない?」
「お母さんが亡くなってからでも」

などと言われることもあるでしょう。

その家の事情にもよりますが、あなたが片付けをする気になったときは、そういった意見に耳を傾けつつも説得できるように理由を準備しておくと良いでしょう。

親戚との関係があまり良くなかったり、あとでクレームを言われる可能性がある場合はメールなどでやりとりを残しておけば、

「聞いてない」
「そんなこと言ってない」

といわれることも防げます。

作業の協力を仰ぐ

また、
「私がやればいいから」
と自分一人で頑張ってしまうとその大変さに挫折してしまう可能性が高くなります。

程度の違いはありますが、家の片付けは一大事業です。

もし身内の協力をうけることができるなら、ぜひともそうしてもらったほうが作業負担は楽になるでしょう。

   関連記事  このページを読んだ人は次の記事も見ています
「私ばっかり!」親の家・実家の片付けは一人よりも兄弟とがいい理由

それに、片付けには不用品の処分だけでなく、ゴミ袋代、交通費、宿泊費、レンタカー代、疲れてしまった時の外食代などなど、予想以上にお金がかかるもの。

作業のお手伝いをお願いできなかったにしても、これらの片付け費用の分担についてもお願いできるのか、など片付けを始める前によくよく話し合っておきましょう。

大家さんに話す

家が借家の場合で、退去することが決まっている場合は大家さんにも話しておきましょう。

退去する場合でなくても、老夫婦の片方が亡くなったけれど大丈夫かしら、と心配をしているかもしれない時もあります。

そんな時はひとこと。子供である自分が家を片付ける旨と、今後も見守っていくことや連絡先を伝えておくと大家さんも安心します。

友人に話す

協力を仰げる親戚がいない場合などは友人に話して手伝ってもらうのも良いでしょう。

実際に家に来てもらって片付け作業を一緒にやるだけが手伝いではありません。

片付け中に子供を預かってもらったりなども立派なお手伝いと言えます。

お手伝いまではお願いできないにせよ、同じような経験のある友人なら思わぬアドバイスをもらえたり、役立つ業者やサービスなどを紹介してもらえることもあるかもしれません。

実家の片付け まず

近所の人に話す

片付ける実家の近所の方にもご挨拶をしておきましょう。

お年寄りが散らかった家に一人で住んでいたり、朽ちていく空き家が近所にあるのは喜ばしいことではありません。

また、年老いた親に関する事情は他人事ではありませんから、みなさん好意的に見てくださいます。

処分品を運ぶときの台車の音が響いたり、いちどに大量のゴミを出すと不愉快に思われることがあります。

事前に「親の家を片付けます」と言っておくのとおかないのではご近所さんの印象は全然違います。

片付ける方と実家との距離がある場合はタイミングよくゴミが出せない場合もあると思いますが、そんな時のゴミ出しもお願いできるかもしれません。

田舎は軽トラックをもっている家が多いので、運が良ければ家財の処分の際などにお借りすることもできるかもしれません。

実家の片付け まず

まとめ

  • 親に片付けを宣言して納得してもらう
  • 兄弟姉妹、親戚への事前連絡を必ずする、費用や協力についても話す
  • 場合によっては大家さん、友人やご近所さんに話す

実家の片付け、親の家の片付け、一人で決めないでまず関係者の納得を得ましょう!