振り込め詐欺やリフォーム詐欺のニュースを見るたびに、

「だまし取られた方は、これだけの金額のお金をどんな気持ちで貯めてきたのだろう・・」

と心が痛みます。

被害にあいやすいタイプの人というのは確かに存在しますが、どんなにしっかりした人でも詐欺にだまされる可能性はあります。

悲しい思いをしないために、できるだけの予防策をしておきましょう。

家族にしかわからない合言葉

振り込め詐欺は息子のふりをしてかけてくる電話が大半ですが、そんな時は

「あなたの嫁の名前何だっけ?」

「あなたのお父さんの名前何だっけ?」

と、家族にしかわからないことを聞くように、親に言っておくのが良いでしょう。

また、振り込め詐欺の電話がかかってくる時間帯は銀行の営業時間に合わせた午前十時から午後二時に集中しているそうですので、

「お昼前後の電話は特に気をつけて」

と言っておくのも良いでしょう。

ナンバーディスプレイを利用する

かかってきた電話を途中で切ったり、勧誘をはっきり断れないこともある高齢者の家庭では、得体のしれない電話には応対しないことが一番の詐欺対策です。

ナンバーディスプレイ機能のある電話を使っているのなら、月々400円から600円の費用でナンバーディスプレイのサービスが利用できます。

(最初の番号登録はちょっと面倒なので、これはあなたがやってあげましょう。)

ご存知の様に、ナンバーディスプレイは登録済みの番号であればかけてきた人の名前が表示され、登録がなければ電話番号が表示されます。

また、かけてきた人が番号を表示しない設定にしてあるときは「非表示」の文字が出ます。

まともな会社や金融機関などであれば番号を表示してかけてくるものなので、

「『非表示』の電話は出ない」

というきまりを親と作ってもいいかもしれません。振り込め詐欺,迷惑電話,対策

ナンバーリクエストを利用する

ただ、非表示の電話が多い家庭もあります。

非表示の電話はとにかく出ない、ということが難しい時は、ナンバー・リクエストというサービスもあります。

これは、番号非表示の電話がかかってきたときに「1・4・8」をダイヤルすることで、

「おそれいりますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、あなたの電話番号を通知しておかけ直しください。」

という音声メッセージを伝えることができます。

こちらは月200円のサービスです。

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迷惑電話防止機能のある電話を利用する

さらにブロックを強化したい時は、迷惑電話防止機能をもつ電話の導入を検討するのも良いでしょう。

パナソニックの電話GD66は、迷惑電話ブロックに効果のある機能をたくさん備えています。

三段階の通話ブロック

  1. 電話をかけてきた人に「この通話は録音されます」というアナウンスが流れる
  2. 「迷惑電話にご注意ください」の注意喚起の呼び出し音が鳴る
  3. 電話に出ると自動で録音開始する

迷惑ブロックサービス対応

警察や自治体の集めている「迷惑番号情報」を毎日ダウンロードし、その番号からかかってきた電話は強制的に通信を切断します。

着信読み上げ機能

かけてきた相手が登録済みならその名前を「○○です」と、登録がなければ「非通知です」と呼び出し音とともに音声で知らせます。

ボイスチェンジ機能

こちらで話しているのが女性でも、男性の声のように低く加工できる機能があります。

着信拒否機能

あらかじめ出たくない電話番号を登録すると、そこからかかってきた電話の呼び出し音は鳴らさずにできるので、ストレスなく電話を受けずに済みます。

録音警告機能やボイスチェンジなどは、やましい気持ちで電話をしてくる人には心理的な効果が期待できそうですね。

 

「気をつけてね」といくら言っても、うっかり遭ってしまうのが詐欺。

振り込め詐欺の他にも悪徳リフォーム業者や投資詐欺等、高齢者のお金を狙う犯罪は数多くありますから、とにかく知らない人からの電話には出ないのが一番。

電話の対策に加え、ふだんからあなたが

「大きな買い物や契約をする時は相談してね」

「断りづらい時は『子どもと相談しないといけない』と言ってね」

「もし詐欺にあってしまったかもしれないと思ったら、叱らないから知らせてね」

と言っておくことも大事です。

8日以内なら、たとえ工事開始後のリフォームでもクーリングオフはできます。

 「子どもから叱られる」と黙っていることのないよう、しっかり親とコミュニケーションをとっておきましょう。

「耳にタコだよ」と言われても、普段から詐欺の手口や対策について話題にしておけば、意識の中に根付いてくれるかもしれませんね。