意外に見落としがちな、実家や親の家を片付けるときに注意したいことをまとめました。

ざっとでも目を通してみてください。

実家の片付けにおける注意①時期

1.真夏は避ける

家の引き渡し期限が決まっている時は仕方がありませんが、時間に余裕があるときはなるべく気候のいい時期を選びたいものです。

片付けは窓や戸を開けはなしたりして行うので、エアコンで気温調整ができませんから、真夏や真冬は作業が厳しいものとなります。

特に真夏は、マスクや手袋をつけての作業は辛く、食品を開封して廃棄するときの腐敗も気になります。

実家の片付け 注意

2.四十九日、一周忌まで待つ?

亡くなった人の家を片付ける場合、四十九日が過ぎるまで遺品に手をつけてはいけないとよく言われます。

いや、四十九日ではなく一周忌、いや三周忌、などという方もいます。

しかし、家の引き渡しや売却が決まっている時などはそうも言っていられませんね。

賃貸の場合だと、四十九日法要を待っていると家賃を三ヶ月は払い続けることになります。

良かれと思って片付けて後から何かいわれるのも困りますから、片付けの時期については身内の人と話し合っておきましょう。

実家の片付けにおける注意②人間関係

3.関係者に知らせる

トラブルを防ぐために、片付けを行う前には必ず身内などにそのことを伝えておきましょう。

きれいにするのだからいいだろう、と独断でやってしまうと後で思わぬトラブルになることがあります。

4.片付け費用の負担について決めておく

片付けには案外お金がかかります。

あとからでは請求しにくいので、きょうだいで折半にするのか、手を出せない人が負担するのか、などを話し合っておくことが必要です。

「ほんとうにこんなにかかったの?」などと言われるのは避けたいですね。

かかった費用はきちんと領収書と記録をつけておきます。

また、親が亡くなった場合で、親の預貯金から片付け費用を賄おうとしても、銀行に死亡届を出してからだと口座が凍結されてしまいます。

解除の手続きが終わるまで引き出すことができなくなりますので先にいくらか引き出しておきましょう。
(もちろん、この場合も相続に関わるすべての人にあらかじめ断っておく必要があります。)

それから、片付けにかかる費用を立て替えておいて遺産から取り戻そうとする場合もあらかじめ断っておかないと、
「聞いてない」
などといわれることがあるので注意しましょう。

5.写真に残す

片付けの過程では取っておいたものも処分したものも写真に残しましょう。

ものの紛失などのトラブルを防ぐためでなく、作業の記録をきちんと残すことはあとで思わぬ形で役立つものです。

6.ものの扱いに気遣いを

実家の片付けというのは、実親であれ義理の親であれ、親が絡むものですからデリケートな側面があります。

特に、義実家の家を片付けている時などは言葉やものの扱いをていねいにするよう心がけましょう。

「これ捨てちゃっていいですか?」

と、血縁の家族にとっては大事だと思っているものを軽んじられると傷付けてしまうこともありますから、慎重に言葉を選びましょう。

また、なかなかものを捨てたがらない親に対しても言葉を選んで接していくことが大切です。

実家の片付けにおける注意③家のこと

7.電気、水道は止めない

照明をつけたり、掃除機をかけたり、扇風機をつけたり、シャワーを浴びたり、お茶や即席スープを飲んだり、電気と水道は片付け中も必要ですので、止めないようにしましょう。

実家の片付け 注意

 

8.ポストはふさがない

ダイレクトメールなどのゴミになるからと、不在の家のポストの口をふさぐのは待ってください。

あなたの知らなかった親の交友関係や財産にまつわる郵便物が届くことがあります。

亡くなった人の郵便物をあなたの住所に転送することはできないので、郵便物は開けておいたほうが何かのヒントになることがあります。

ただし、郵便物が溜まっていると泥棒に狙われることがあるので、ご近所さんに時々回収をお願い出来る場合にします。

9.駐車場を確保

家の前に大きなスペースがない家だと、片付けに通うマイカーを停めたり、処分品をつみこむ車の停車場所に困る場合があります。

あらかじめ近所の方に停めさせてもらうようお願いするか駐車場を借りるなど、の準備が必要です。

10.神棚、仏壇などの処分

神棚や仏壇を処分する際にはしかるべき手順が必要です。

後悔のないよう、最後まで敬意を持って行いましょう。

11.レンタルや備品はないか確認する

介護用品にレンタルを利用する人が増えています。

介護用品レンタルはベッドや車椅子だけでなく、スロープや手すり、トイレなどもありますので、処分してしまわないよう気をつけましょう。

また、賃貸住宅の場合は照明やエアコンが備品の可能性がありますので、こちらも確認しておきましょう。

実家の片付け 注意

実家の片付けにおける注意④片付ける人のこと

12.マスク、ゴーグル、手袋

ものが多い家はほぼ掃除も行き届いていません。

面倒でも作業の際はマスクをつけるようにしましょう。

大人になってからの喘息や気管支炎発症は非常に厄介です。

また、ゴミを切断するときや液体を廃棄する時のためにゴーグル、なければメガネを用意すると安心です。

また、注射針などの危険なものが無造作に収納してあることもあるので、初めて手を差し入れる場所などは手袋をつけましょう。

13.疲れ切ってしまわないように

パパッと片付けてしまいたいのは誰しも同じですが、思わぬことで中断したり疲れ切ってしまうタイミングがあります。

たかが片付けと思いがちですが、実家の片付けや遺品整理は何年もかかってしまう方もいるくらいの大仕事です。

ラジオをつけながら作業したり、休憩を頻繁にいれるなどして気分転換しながら無理をせずに。

気がない時に頑張って作業能率も良くはありませんし、体を壊しては本末転倒、親もそのようなことは望んでいませんよね。

ある程度自力で頑張ってみて「やっぱり大変だな」と思ったら、そこから先は業者に依頼するというのも一つの方法です。

14.宿泊施設を確認する

片付けが進むと生活用品が減ってきて、家に泊まり込むことができなくなってくることがあります。

片付けに疲れた夕方にそれに気づいてホテルを探すのは大変です。

そのような事態が予想される時はもよりの宿泊施設についてもあらかじめ確認しておきましょう。

実家の片付けにおける注意⑤外部サービスのこと

15.有料サービスは事前の打ち合わせを万全に

不用品を引き受けてくれる有料サービスは、心強い存在。

実家片付けをする人は50代が最も多く、公私ともにまだまだ忙しいながらも体力が衰えてくる時期です。

エネルギーや時間の消耗、体を壊してしまうことを考えると業者も積極的に利用したいものです。

ただし、見積もりは綿密に、なるべく訪問してもらいましょう。

電話の見積もりでは連絡が十分ではなかったために追加料金が発生して予算オーバー、なんてことにならないようにしましょう。

16.出前など調べておく

意外に困るのが食事。

予定より長引いて食事が必要になったり、手伝いにきてくれた人にお出しするものがいる、などという時のために出前をしてくれるところがないか調べておきましょう

実家の片付け 注意

実家の片付けにおける注意⑥違法廃棄

17.違法業者に処分依頼しない

「無料で引き取ります」という宣伝文句の業者をよく見かけます。

ちゃんとした内容の業者ももちろんありますが、回収したものから売れるものだけ抜き取ってあとは不法投棄、という業者も多いです。

不法投棄業者に依頼することは、こうした行為に加担することになってしまいますのでやめましょう。

18.危険物の廃棄に注意する

農薬やペンキなどの薬品関係、またインスリン注射などの注射器等を廃棄したいときは自治体に相談しましょう。

また、廃棄する時までの置き場所にも気をつけましょう。

子供や動物が触ってしまったり、放火などされたら大変です。

19.火災保険の契約を見直す

家が空き家になる場合、放火などの場合に備えて火災保険は必要ですが、住んでいた時の契約内容のままなら、すぐに変更をしなければなりません。

火災保険の契約は、居住実績や管理状態によって違います。

そして意外ですが、空き家のほうが火災保険の掛け金は高め。

(家を無人にすることのリスクを物語っているともいえます。)

高いからといって実態と違うままの契約にしておくと、実際に火災となり保険を適用しようとしても「契約内容と違う」といわれてしまう可能性も。

家が空き家をする時は保険の見直しが必要です。

保険の窓口の提供するサイト「火災保険一括見積もりサービス」を利用すれば、一番安い火災保険が一発で見つかります。

こうしたサービスを利用するなどして火災保険の見直しをしましょう。

>>【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】

実家の片付けのとき気をつけることをできる限りあげてみました。

ひとつでもお役にたてればうれしいです。